1986年9月B日
ロトルア=白人と共生するマオリ族の都

観光局のスタッフのプラン通り、オークランドから南へ下がって、ワイトモの洞窟そしてニュージーランドの原住民であるマオリ族の「都」とでも言うべき町ロトルアへと回る。
この国は先住民と移住者(侵略者)でもある白人とがなんとかうまくやっている世界でも唯一の国と言われている。オーストラリアでは原住民アボリジニと白人とでは生活水準はじめ何から何まで差があるのとは対照的だ。
マオリ族は太平洋の北の方の島から数百年前にニュージーランドへ移り住んだとかで、人々の顔立ちはハワイの原住民のように見える。ロトルアでハッカダンスという彼女らの民族音楽と踊りを見せてもらったが、踊りも音楽も野性味あふれるハワイアンという感じ。大いにリラックスした時を過ごした。
ここのユースホステルで合ったイギリス人二人が言っていたのは、この国ではヒッチハイクが驚くほど簡単だということ。やつらはこの1ヵ月の間この国をヒッチハイクで回ったらしいが、北島では10分以上路上で待ったことがないという。
オレはトラベルパスを持っているので、ヒッチハイクとかする必要はないが、次回来ることがあればぜひ試してみたいものだ。
コメント