G-04 メンバー農家は海外からの移住者が多くその経歴がすごい

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1987年3月D日

学者, 経歴, 成功者, 金持ち

 このモシャーフのメンバー住民はすべてファーマー(農家、お百姓さん)で、全員がユダヤ教徒。

 モシャーフとしては少し小さめの規模といわれるこのスデ・ニツァンだが、ところがどっこい、規模と内容は別だ。なんでもこのスデ・ニツァンは世界でも最先端のトマトの栽培技術を誇る、いわゆるハイテク農家集団とのことで、各農家で数々のトマトの品種改良がなされている。

 主要な出荷先が西ヨーロッパなので、ヨーロッパの商売がたきと同等以上に高品質で長期保存のきくものが必要とされるがため、絶え間ない研究が続けられているという。実際、モシャーフ内を一巡りしてみると、各農家は三つのハウスのうち、最低一つはトマトの栽培にあてているようだ。

 このモシャーフのファーマーたちのうちでイスラエル生まれの人はむしろ小数派のようだ。オレの知りうる範囲ではアメリカ、カナダ、南アフリカといった国々からの移住者いや帰住者が多いように思う。

 聞くところによると、彼らの多くは母国では成功して豊かな暮らしをしていた人だったとのことで経歴はすごい。ある人はニューヨーク州最大の牧場主の跡取りであったり、ある人は地球物理学の博士だったり、ある人はIBM中央研究所の研究者であったりと、なんでこのオッサンこんなところでトマトなんか作っとんねん?と首をかしげざるをえない人が多い。

 やはりユダヤの血を継ぐ人々にとって、このパレスチナの地はわれわれには想像つかないほどまばゆく魅きつけられるものなのだろう。

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